斎藤 寿大
AWS が 2010 上半期にアジアへ進出。速くなるの?
Amazon Web Services がとうとう 2010 年上半期にアジアに進出します。
AWS Announces Expansion into Asia
AWS customers will be able to access AWS’s infrastructure services from multiple Availability Zones in Singapore in the first half of 2010, then in other Availability Zones within Asia over the second half of 2010.
クラウドコンピューティングど真ん中ということで、首をながーくして待ってるサーバ管理者やウェブサービス開発者も多いのではないでしょうか。かく言う僕もその一人で、ブルーマークでも AWS で運用しているサービスがいくつかあるし、このブログも今は自分の勉強がてら Amazon EC2 で運用中なのです。
ただ、アジアのゾーン (データセンター) は予想通り日本ではなくてシンガポールにできます。「クラウドだからどこでもいいんじゃね?」って思いそうなものだけど、インフラの性能とは別に、地理的に遠いとレスポンスの遅れっていうのはどうしても発生するわけで、だからこそ、ヨーロッパにもゾーンがあるし、来年アジアが準備中なのです。で、肝心のレイテンシーはどうなるのか?って思ったら、Amazon Web Servicesが2010年上半期にアジアへ進出 [...]
Typekit —大本命ウェブ・フォント・クラウド
ウェブサイトで自由にフォントを使用可能にしてくれるサービス、Typekit が昨日正式にサービスインしました。
まず見てもらいたいのが上の画像。Typekit のホームのスクリーンショットの一部なんだけど、オランダとフィンランドを拠点にするイケてるデザインスタジオ Underware の代表的な見出し書体 Bello 。画像だと「だからどうしたの?」って感じだけど、実際のサイトはテキストとして表示されてます。
そもそも技術的にそんなことが可能になったのは、CSS3 に @type-face というルールが追加され、必要に応じて自動的にフォントをダウンロードして表示するというウェブデザイナー悲願の仕組みがメジャーなブラウザのサポートされるようになったからなんだけど、とは言えまだなかなか普及には至ってないのが現状。その理由は大きく二つ。
ライセンス上、サイトオーナーは商用フォントを勝手に公開出来ない Firefox, Safari が TrueType, OpenType をサポートするのに対し、IE が Embedded OpenType しかサポートしていないので、実装の敷居が高い
それでも @font-faceのCSSルールで使えるフォント100選にもある通り、利用できる書体が増えつつあるし、安全な@font-faceの書き方(抄訳) など、実装上のノウハウも蓄積されてきています。@font-face について知りたければ、まずは @font-face | mozzila developer center あたりを読むのが良いと思います。
そんな中、本命サービスとして登場したのが Typekit 。
登録 ( Trial なら無料) 使いたいフォントを選択 自分のサイトの head に JavaScript の link を二行追加 適用したい要素を class や id を使って指定
するだけで、ライセンスをクリアしたフォントが動いてしまいます。詳しい利用方法に関しては TypeKit で広がる Web デザインの可能性にまとまってるので参考まで。実際にフォントを自分のサイトに設置するのではなくて、ユーザーは「無限のスケーラビリティ」を持つ Typekit のクラウド (アジアにもサーバあり) から自動ダウンロードします。技術的にもとても筋が良いですね。 5 つのサイトですべてのライブラリ [...]
Mac のファンクションキーで音量を微調整する
via システム音量を微妙に調節する方法 | Macの手書き説明書
option + shift + 音量調整ファンクションキーで、主音量の微調整(1/4 ステップ毎)が可能ってこと、今まで知りませんでした。iTunes で音楽聞いてると、しょっちゅう音量を触りたくなっちゃう性分なんだけど、音量の上下がおおざっぱ過ぎて困ってたところだったのでプチ感動です。
Skype ですべてのチャットログから全文検索する
via Full-text indexed search across historic chats – Skype Garage
毎度忘れてしまうのでメモ。Skype のすべてのチャットのログをインデックス化して全文検索するには、チャットウィンドウ内で /search とするだけ。AND, OR, * 等のオペレータもちゃんと使えます。
ただ、自分としてはチャットも Gmail から検索したいと思っているので、定期的にチャットのログを自動的に Gmail にメールするようにしたい。誰かそんなツール作ってください。「だったら Google の Chat 使えよ」と言われそうですが、グループチャットにチャットルーム機能が無くて、開発チームのメインのチャットルームとして使えないというのが泣きどころ。
Subversion は中学生まで。大人は Git を使いましょう。
ブルーマークの webdev チームは、昔からソースコード管理システム (以下 SCM) を偏愛していて、 CVS を使い始めたのが 2001 年、Subversion に乗り換え始めたのが 2004 年だったと記憶しています。プログラマーはもちろん、ディレクター・デザイナーもすべてのプロジェクトで Subversion を使います。システムが絡まないサイト制作でさえも SCM を使ってたのは、当時としては結構珍しかったんじゃないかなと思います。その甲斐あってか、FTP での live リリース時に、間違ったディレクトリにファイルアップしてしまったり、別のスタッフが変更した部分を思いっきり古いコードで上書いて喧嘩になったりしていたことを遠い目をして懐かしみつつ、ブランデー片手に update コマンド一発でオシャレにリリースという快楽を享受してきたわけです。
で、本題の Git 。分散バージョン管理がいいぞいいぞという話は小耳に挟みつつも、Subversion with Trac ( Python ベースのプロジェクト管理ウェブアプリ) の環境に特に不満も無く、そこにすっかり安住してしまっていました。が、つい最近気まぐれに使ってみたら、圧倒的に良いじゃーありませんか! まずメチャクチャ速い。それだけで乗り換える価値があります。あと当たり前だけど GitHub が使える。この時点で Mercurial, Bazaar は僕の選択肢から外れます。その他の様々なメリットや他のプロダクトについても知りたい方は、下記が良くまとまっているのでオススメ。特に二つ目の記事はリーナスの強烈なパーソナリティが分かったりして読み物としても面白い。
分散バージョン管理Git/Mercurial/Bazaar徹底比較 – @IT ソーシャル化するOSS開発者たち – @IT
でも結局のところ、分散バージョン管理の良さは使ってみないと分からないと思います。SCM を使ってる人なら誰しも「バージョン管理無しの開発なんかダサくて戻れない」って言うハズだけど、結局それも使ってみるまで気づかなかったのと一緒。ブレーキ無しの自転車には怖くて乗れない。ギャルはスッピンで出かけない。さまぁ〜ずはもうバカルディに戻れない。そう言う感じです。でもそれだけだと弱いので、ダメ押しに以前どこかで読んだ「CVS は小学生まで」にちなんで、「Subversion は中学生まで」と言っておきます。なーんて言いながらブルーマークはまだ移行が終わってないので、「春休み中、高校の部活にフライング参加を志願する面倒くさい中学三年生」よろしく張り切って移行していきたいと思います。
Mac 且つ MacPorts 導入済みのあなたは、
$ sudo port install git-core +svn
で簡単にインストールできます。 variants (インストールオプション) の +svn を付けておくのがポイント。 [...]